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ようこそ。自作の短い詩を少しずつ載せております。
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空気が洗われ 街灯は彩度を増す そんな雨上がりの街を すべるように歩く テールランプ アスファルトに響く水音 ほんの少し 髪に染みる また落ちてくる雨 少しだけ煙草の匂い そしてかすかに若葉の匂い ふとすれ違いざま あの人の匂いにふれる 二人のこの距離は 果てしなく変わったのに 変わらない そのままの匂いの存在 あなたには白がよく似合う それはハッとする印象 白に愛されてることに気づきもせず 白を無防備に身にまとうあなた 白に包まれたその笑い顔に 今日の私は立っていられない 光を捕まえようと 手を伸ばし 私の足元は よろめく 光を捕まえたところで 何にもならないのに ただ触れたかった 淡い光に 「一度でいいから 思い切り 抱きしめられたい」 混沌の中から また一つ 形になった それだけ ラクになる 形になれたら やがて消えてゆくだろう 遠い日 乾いた空気 高い空 役目を終えた 冬の日の刈り田 ただ想うのは 接近しきれないあの男の子 それは恋なのか そんなのただの憧れなのか そんな検証ばかりしていた あの、 あの頃の私 ただいま 背広の肩に まだまとわりつく 会社の空気 上着脱いで ネクタイゆるめ 無言のままでいい おかえり この場所に 色無し 付加価値も無く ニュートラルで 吹けば飛ぶような うれしくもなく 悲しくもなく そんな人間 そんなスタート 山に憧れて 草原に佇む 山は遠く 風の向こう 山を望み 首筋は痛みを増し 草の上に 私は倒れ込む 山は ますます高くなり 行きたい私を 拒絶する 挫けて 涙が盛り上がる 「まだ山へは 行けない」 背中に草を感じ 目を伏せる 液体がこぼれ 山の青色が 瞼に染みる 乾ききった砂漠を 今日も彼は俯いて歩く 乾ききった砂漠に 一粒、二粒、汗が落ちる 粒の分だけまあるく 色の変わった砂漠は チョコレートのように 転がり溶ける 昨日は二人 今日はひとり 私をかこむ空気が 一切の流れを停止した今日 小鳥の声を はじめて聴いた 私の後ろ身頃もまた 動きを止め 群青の闇に同化してゆく 私の前身頃が それでも懸命に 呼吸の糸口をつかむ 雪 雪 雪 落ちて 私は こごえる それは この地面に果てしなく染みていくようで 私の肩をも水玉に濡らすようで ふと 涙が湧き 雪の破片が 溶ける その液は 口元接触時に まろやかに刺激し 咽喉流水時に うるりと冷やす 食道通過時に じんわり染みて 胃袋収納時に きゅいぃとにじむ 飲酒沙汰後は ふんわり夢 眠いよ このまま眠ろう 目を閉じて 深い眠りに落ちながら 私の口角はキュウと上を向く 私が微笑んでいるのがわかる 私が安らいでいるのがわかる 星と闇を越え 明日の朝 このままで ふたりで 春に遊び 夏を浴び 秋に暮れ 冬を歩き また春になり 季節を繰り返し 時間を重ね 流れ いやになるほど 大人になり 憔悴し 涙し そんな自分の 心の片隅に まだ少女が 笑っている この部屋に 残されたあなたのシャツを 部屋の隅に丸めて置いておく この部屋に まだ漂っているあなたの気配を 窓を開けて見送る そしてこの部屋は 夕闇に黒ずみ 猫のようにちぢこまって 私は眠る 街に 多くの 人がいる 今日のこの 天上に突き抜ける 空気を吸い 青く乾き 広がる 空を見渡し こっそりと 私の青空だと決める ようこそ。 お越しいただきありがとうございます。
ここは“もみじ”の自作詩のブログです。お気軽にお楽しみいただけましたら嬉しいです。 (2007年10月5日開設) ■ もみじ 〜 196x生まれ、女性 言葉が、そして日本語が好きです。その思いを何らかの形に表したく、自己流ですが詩を書き始めました。 * メールは momiji_ktnh@yahoo.co.jp まで。または画面左下のメールフォームもどうぞ。 ■「コトノハ・あそび」について ・コメント・TB、どうぞご自由にお願いいたします。 (見てくれる方の気分を害すようなものが万一ありましたら、削除させていただくことがございます) ・リンク・アンリンク、どうぞご自由にお願いいたします。 ・こちらでは、ひたすら「詩」のみを載せてゆきます。 (もうひとつの「もみじ ぶろぐ」で雑文を書いておりますので、よろしければそちらへもお立ち寄りください) ・ブログランキングに参加しています。応援していただける場合にはクリックをよろしくお願いいたします。励みになります。(一日ワンクリックのみ有効) FC2 ブログランキング にほんブログ村 ポエムブログ ではでは、どうぞよろしくお願いいたします。 *トップへ *「来たよ」という足あとや、個別の詩に付けにくい全体的なご感想・ご連絡などありましたら、このご案内記事のコメント欄にどうぞお気軽にお願いいたします。(↓) |
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