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ようこそ。自作の短い詩を少しずつ載せております。
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遠い日 乾いた空気 高い空 役目を終えた 冬の日の刈り田 ただ想うのは 接近しきれないあの男の子 それは恋なのか そんなのただの憧れなのか そんな検証ばかりしていた あの、 あの頃の私 ただいま 背広の肩に まだまとわりつく 会社の空気 上着脱いで ネクタイゆるめ 無言のままでいい おかえり この場所に 色無し 付加価値も無く ニュートラルで 吹けば飛ぶような うれしくもなく 悲しくもなく そんな人間 そんなスタート 山に憧れて 草原に佇む 山は遠く 風の向こう 山を望み 首筋は痛みを増し 草の上に 私は倒れ込む 山は ますます高くなり 行きたい私を 拒絶する 挫けて 涙が盛り上がる 「まだ山へは 行けない」 背中に草を感じ 目を伏せる 液体がこぼれ 山の青色が 瞼に染みる 乾ききった砂漠を 今日も彼は俯いて歩く 乾ききった砂漠に 一粒、二粒、汗が落ちる 粒の分だけまあるく 色の変わった砂漠は チョコレートのように 転がり溶ける 昨日は二人 今日はひとり 私をかこむ空気が 一切の流れを停止した今日 小鳥の声を はじめて聴いた 私の後ろ身頃もまた 動きを止め 群青の闇に同化してゆく 私の前身頃が それでも懸命に 呼吸の糸口をつかむ |
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